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タバコは「百害あって一利なし」は本当?|元ヘビースモーカーが教えるタバコをやめるたった一つの方法とは?

「タバコは百害あって一利なし」

この言葉に嘘はありません。

ご存じの通り、タバコにはたくさんの害があります。

最近では飲食店などでも分煙化がすすんでいたり、コンビニなどの喫煙スペースも撤去されているところが増えてきました。

とある企業では新卒採用の条件として「タバコを吸わないこと」をあげているところもありました。

もはや世の中の風潮として「タバコ=悪」みたいな考え方になりつつあります。

愛煙家にとってはなんとも肩身のせまい世の中になったものです。

SHUU
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僕も少し前までは1日2箱は吸っていたヘビースモーカーでした。
でも、やめることができました。

今回は僕の経験も踏まえて「タバコをやめる方法」についてお伝えしていきたいと思います。

タバコの害について

まずはタバコの害についておさらいをしておきましょう。

タバコには様々な害がありますが、そのリスクをしっかりと理解しておくことが前提となります。

じつに200種以上もの有害物質が含まれているとされていますが、ここではとくに三大有害物質について言及しておきます。

タバコに含まれる有害物質:ニコチン

まずは「ニコチン」です。

タバコに含まれているニコチンは非常に依存性が高く、タバコをやめられない理由はこのニコチン依存症によるものです。

体内に吸収されるとほんの数分でその血中濃度を高めます。

ニコチンには血管を収縮させるはたらきがあり、血管の細胞膜(血管内皮)を傷つけます。

本来、血管は血圧や血流の変化に対応できるように柔軟な性質を持っていますが、血管内皮が損傷することにより拡張または収縮といった調節機能が正常に働かなくなってしまうんです。

血管内皮の障害によって、血流が悪くなり体中の細胞に十分な血液(栄養素)が届きにくくなります。

肌や髪の毛なども例外ではありません。

さらに悪化すると動脈硬化や心筋梗塞などの大きな病気を引き起こすリスクが高くなります。

タバコに含まれる有害物質:タール

2つめは「タール」で、いわゆる「ヤニ」のことです。

タールには発がん性物質が含まれているため、がんなどの発症リスクを高めます。

体内に入るとすぐに肺に到達し、そこから血液を介して全身の細胞にはたらきかけます。

さらには喫煙者が吐き出した煙にもタールが含まれるため、周りにいる人へも影響があります(受動喫煙)

知らず知らずのうちに周りの人の迷惑になっているかもしれませんね。

またタール(ヤニ)は歯に付着し、黄ばんだ状態となりますし、口臭や歯周病の原因ともなります。

タバコに含まれる有害物質:一酸化炭素

3つめは「一酸化炭素」です。

通常、血液中ではヘモグロビンが酸素を運ぶはたらきをしていますが、一酸化炭素はそのヘモグロビンと結合することで、そのはたらきを阻害してしまいます。

一酸化炭素は酸素と比べてヘモグロビンと結びつきやすい性質を持っているために十分な酸素が届けられなくなってしまうんですね。

ある意味、一時的な酸欠状態を作り出しているともいえます。

血液中の酸素が不足すると赤血球が増加して血液はドロドロになり、血流が悪化して動脈硬化や心筋梗塞の原因にもなります。

タバコが原因となる病気や悪影響

では具体的にどのような病気になるのか、カラダにとってどんな悪影響を与えるのか見ていきましょう。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPDは、肺の呼吸機能が低下していく病気で、主に喫煙が原因となって起こります。

タバコの煙に含まれる有害物質を吸い続けることで、肺に炎症が起こり肺の組織が徐々に破壊されていきます。

一度破壊された組織は元には戻りません。

がん

タバコの害によって引き起こされる病気の代表的なものが「がん」です。

肺はもちろんのこと、発症する場所は体中の多岐にわたり、食道がん、胃がん、咽頭がんなどが多いとされています。

定期検診などによる早期発見がいちばんですが、転移も見られるために完治は難しいともされています。

狭心症・心筋梗塞

タバコに含まれるニコチンと一酸化炭素のはたらきにより、血管が収縮することで血管内皮障害となり動脈硬化のリスクが高くなります。

この動脈硬化が進行すると、「狭心症」や「心筋梗塞」を引き起こします。

心臓に血液を送っている「冠動脈」に異常が起きて、血流が悪くなり心筋(心臓の筋肉)が弱くなってしまうことを狭心症、さらに冠動脈に血栓が詰まってしまい心筋が壊死してしまうことを心筋梗塞といいます。

いずれも死に直結する恐ろしい病気ですよね。

糖尿病や異常脂質症、高血圧症などの生活習慣病

糖尿病や異常脂質症、高血圧症などの生活習慣病は、先に挙げた動脈硬化症の引き金となります。

症状としては穏やかなうちに入りますのであまり気にしていない方も多いのかもしれませんが、放置しておくと動脈硬化症や心筋梗塞などの原因となってしまいます。

喫煙はこれら生活習慣病を引き起こす危険因子のひとつにあげられています。

ちなみにほかの危険因子も紹介しておくと…アルコール過多、肥満、ストレス、運動不足などです。

口腔内への影響

タバコに含まれているタールが付着することにより、歯が黄ばんでしまい、見た目にも美しいとはいえませんよね。

もちろんそれだけではなく、口臭や歯周病、虫歯の原因ともなります。

活性酸素の影響

タバコに含まれる有害物質は体内に入ると活性酸素を発生させます。

活性酸素にはカラダを酸化させるはたらきがあります。

人間の身体というものはうまくできていて、この活性酸素への防御反応として抗酸化物質を生成するようにできています。

このとき抗酸化作用のある栄養素(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなど)が大量に使われます。

どれも重要な栄養素ですが、とくにビタミンCは美しい肌や髪の毛を作るのには不可欠な栄養素となります。

喫煙者の顔にしわやシミが多いのはこのことが理由の一つです。

ED(勃起不全)の原因になる

意外かもしれませんが男にとって大切な機能である生殖機能にも影響を与えてしまいます。

喫煙によって血流が悪化することはすでに何度もお伝えしていますが、この血流の悪化はED(勃起不全)の原因となります。

なぜならば、力強い勃起力を支えているのは十分な血流だからです。

ペニス(海綿体)に十分な血液が送り込まれなければ力強い勃起にはなりません。

「なぜやめたいのか?」を意識しよう

ここまではタバコによって引き起こされる様々な害や悪影響についてお伝えしてきました。

その上であなたが「タバコをやめたい」「やめなきゃ」と思った項目はありましたでしょうか?

禁煙しようと思う理由は人それぞれで構わないと思います。

あなたが禁煙する理由はなに?

・自分自身の健康のため(がんや動脈硬化のリスクを下げたい)
・家族の健康のため(受動喫煙を防ぎたい)
・口臭も含めてタバコのにおいが気になる
・美容(肌や髪の毛など)の妨げになる
・ED(勃起不全)になりたくない
・単純に金銭的理由
・周囲の目が冷たい(肩身がせまい)
・職場や家族内のルール

ぱっと考えつくのは以上のようなことだと思います。

「あなたが禁煙しようと思ったのは何故ですか?」

なぜこのような質問をしているかというと、禁煙にはモチベーションの維持が重要だからです。

タバコはやめたいと思ってもなかなか簡単にやめることができません。

それはニコチンのもつ強い依存性のためです。

この状態を「ニコチン依存症」といいます。

タバコに含まれるニコチンが脳の特定の神経細胞の受容体に結びつくと、快感をもたらす「ドパミン」という物質が過剰に放出されます。

ニコチンが切れるとイライラしたり、集中力がなくなり、眠くなったりといった離脱症状が現れます。

この離脱症状を解消するためにタバコを吸ってしまうんですよね。

この強い依存性に立ち向かうには高いモチベーションの維持が重要なんです。

「タバコをやめる!」と心に誓った以上、何かしらの理由があるはずです。

ツラくなったとき、くじけそうになってしまったときはこの気持ちを思い出すようにしてください。

大丈夫!きっと乗り越えられますよ!

禁煙のために心がけること

ガムや飴などで口寂しさを紛らわせる

タバコを吸う理由というか習慣の一つには口寂しさがあると思います。

もはや習慣ともなってしまっていると思いますので、簡単ではないですが一種のクセのようなものです。

タバコをくわえる代わりにガムを噛んだり飴を食べたりするのも効果的です。

味などは何でもいいんですが、できればビタミンC配合とかの方が健康的ですね。

水分をとる

イライラしたときなどにもタバコを吸いたくなります。

もちろんリラックスは必要なのですがそんなときには水分を取るようにしましょう。

リラックス効果のあるポリフェノールを多く含むコーヒーやココア、緑茶などがおすすめです。

運動や筋トレをする

気持ちを紛らわせるという意味で、ジョギングやウォーキング、散歩などの適度な運動や筋トレは効果的です。

筋トレ中にタバコなんて吸っていられませんからね。

筋トレすることでテストステロンの分泌も高まり、筋肉がつきます。

もちろん、肥満防止やダイエットにもつながりますし、デメリットはありません。

禁煙宣言をする

意外とこれは大事なのでぜひ実践してみてください。

周りの人に禁煙宣言をするんです。

そうすることで、「自分との約束」とは別に「第三者との約束」を作り出すことができるんです。

どうしても人は弱いもので、自分の意思なんてすぐに変えることができます。

でも第三者がいることで、その約束を守ろうと努力します。

本当に騙されたと思ってやってみてください。

日常会話の中や飲み会の席で宣言してもいいですし、X(旧Twitter)で投稿してもいいでしょう。

X(旧Twitter)で仲良くなっているフォロワーさんがいたりするなら、なおさら効果大です。

X(旧Twitter)にはあなたと同じように禁煙に挑戦している人も大勢います。

「みんなも頑張ってるんだから僕も頑張らなくちゃ」

そんな気持ちで仲間意識も芽生えたりします。

参考までにこんなアプリも出ていますので活用してみてください。

禁煙ウォッチ(iPhone版)
禁煙ウォッチ(Android版)

灰皿とライターを捨てる

ここからはより実践的な方法論に移ります。

身の回りから灰皿とライターを捨てましょう。

もちろん携帯灰皿も例外ではありません。

灰皿やライターを見ると、自然とタバコを連想させてしまうことになるからです。

捨てる場所がなければ吸いづらくなりますよね。

まさか路上喫煙、吸い殻ポイ捨てなんてことはしないでしょう。

喫煙所や喫煙者に近づかないこと

喫煙所や喫煙者には近づかないというのも効果的です。

誰かが吸っているところを見ると、どうしても自分も吸いたくなってしまいますよね。

コンビニなどでも見かけますが、そんな時は目を背けて違うことを考えるようにしましょう。

特に飲み会などでは注意が必要です。

喫煙者のいるグループには近づかないように心がけてみるのも1つの方法ですね。

普段の飲み会では話すことの少なかった人たちとの新しい関係が生まれるかもしれませんね。

タバコを買わない

もうこれは究極なのかもしれませんが、タバコを買わないことです。

もっと言ってしまえば、コンビニに行かないこと!

今はほとんどのコンビニでタバコが販売されています。

しかもレジから見える場所にあります。(この誘惑が半端ない)

しばらくはコンビニを利用せずに過ごしてみるのも一つの手なのではないでしょうか?

本気でやめたいなら

今回は、喫煙によって発症する病気や身体に与える悪影響についておさらいした上で、タバコをやめる方法についてご紹介してきました。

本気で禁煙したいと思っていただけたのなら今すぐ始めて下さい。

もし今現在、手元にタバコがあるならば、今すぐ捨ててください。中身が残っていてもです。

それくらいの強い気持ちがないといけません。

「この1箱だけ」「あと1本だけ」

そんな甘い考えでは絶対に成功しません。

禁煙のコツは「なぜタバコをやめたいと思ったのか」という気持ちを常に忘れないこと。

そのための手段はいろいろあるけれど、それらを支えるのはやはり強い気持ちです。

タバコには健康を害する恐れがあること、それは周囲の人にも悪影響を与えること。

肌や髪の毛にも悪影響だし、異性にも嫌われてしまうかも…。

それにEDになるリスクもある…。

いいことなんてなにひとつありませんよ!

喫煙が及ぼす害とか悪影響をしっかりと理解したうえで、自分と向き合ってみましょう。

自分の健康のため?愛する家族のため?それとも金銭的な問題ですか?

ひとそれぞれ違うでしょうが、常に考えるようにしましょう。

もう一度、禁煙する理由をお伝えしておきます。

あなたが禁煙する理由はなに?

・自分自身の健康のため(がんや動脈硬化のリスクを下げたい)
・家族の健康のため(受動喫煙を防ぎたい)
・口臭も含めてタバコのにおいが気になる
・美容(肌や髪の毛など)の妨げになる
・ED(勃起不全)になりたくない
・単純に金銭的理由
・周囲の目が冷たい(肩身がせまい)
・職場や家族内のルール

高いお金をかけて、これらのリスクを負う必要がありますか?

それならもっと有意義なことに使ったほうが賢明だと思いませんか?

もう一度言います!

禁煙を成功させる方法は一つだけです

「絶対にやめるという強い意志をもつこと!」

これに尽きます。

つらいのは最初の3日間だけです。

一緒に頑張っていきましょう。

-男磨き