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【AGA対策の基礎知識】まずは髪が生える仕組み(メカニズム)を理解しよう

「年齢を重ねてもかっこいい男であるために…」

どうしても避けては通れないのがハゲ(薄毛)の問題。

すぐにでも対策を知りたいという人も多いでしょうが、焦らないでください。

まずは髪の毛の基礎知識を身につけていきましょう。

髪の毛を作っているのは

髪の毛の約80%がタンパク質で構成されています。

そのタンパク質の中でも約90%を占めているのがケラチン。このケラチンは18種類のアミノ酸が結合することでできています。

その中でもとくにシスチンというアミノ酸が豊富に含まれていますが、このシスチンが多いほど髪の毛は太く丈夫になります。またシスチンは髪の毛にハリやコシをあたえてくれます。

ケラチンが不足してしまうと、髪の毛が細くなったり、ハリやコシがなくなり、抜け毛が増えたりといいことは何もありません。

ケラチンは食事からも摂ることができますが、不足するようならサプリメントから摂取することをおすすめします。

→ケラチンについてもっと詳しく

髪の毛の構造とは

次に髪の毛(毛幹部)の構造について見ていきましょう。

内側から毛髄質(メデュラ)毛皮質(コルテックス)毛小皮(キューティクル)といった3つの層で構成されています。

毛髄質(メデュラ)は髪の毛の芯にあたる部分で、細胞が蜂の巣状に並んでいて内部は空洞となっています。

その空洞に空気を溜め込むことで、熱などの刺激から頭を守っているとされています。

また、髪の毛の弾力や太さにも影響を与えます。

毛皮質(コルテックス)は髪の毛の85~90%を占めており、細いケラチン繊維が束になっている状態でメラニンも多く含んでいます。

この部分が髪質に大きく関わる部分であり、弾力性やしなやかさ、太さや硬さ、直毛・くせ毛といった性質を決定づけるものとなっています。

メラニンは紫外線から肌を守るはたらきをしていますし、髪色もこのメラニン色素の量や種類によって決まります。

毛小皮(キューティクル)は髪の毛の表面を覆っている薄い膜のことです。

「天使の輪」とかシャンプーのCMでもおなじみのあれです。

非常に薄く硬いタンパク質でできていて、根元から毛先に向かってうろこ状に重なり合っています。

大夫の刺激から守る役割を果たしていて、剥がれてしまうと枝毛や切れ毛の原因となります。

髪の毛の構造

つぎに毛根部の構造を見ていきましょう。

髪の毛の先端部分にはぷっくりと丸くなっている部分があり、その部分を毛球部といいます。

毛球部は中心部分の「毛乳頭」と周辺部分の「毛母細胞」の2つで構成されており、そこに毛細血管が張り巡らされています。

髪の毛の成長に必要なのはこの毛球部です。

毛乳頭が毛細血管から栄養素を吸収して、毛母細胞に届けます。

毛母細胞では細胞分裂が繰り返し起こって増えていきます。

このようにして増えた毛母細胞は徐々に皮膚の表面へと押し出されていくようになります。

これが髪の毛が伸びる仕組みです。

ヘアサイクル

髪の毛が生えて抜けるまでには周期というものがあります。これをヘアサイクルと呼んでいます。

このヘアサイクルに沿って髪の毛は抜けたり生えたりを繰り返しているんですね。

髪の毛の成長には「成長期」「退行期」「休止期」の3つの段階があります。

「成長期」は個人差はありますが約2~6年あり、この段階で髪の毛は成長します。

この時期に毛球部にある毛母細胞が細胞分裂を繰り返して髪の毛が成長していくんです。

成長期が終わると「退行期」へと移行します。

退行期は約2~3週間といわれていますが、毛母細胞の分裂が収まり、毛球が小さく萎縮します。

小さくなった毛球は徐々に皮膚の表面に押し出されるように移動していきます。

そして「休止期」を迎えます。

休止期には毛乳頭を毛母細胞の活動が停止してしまっているので髪の毛が抜けやすい状態となっているんですね。

この期間は約3~4ヶ月といわれていて、その間は髪の毛は成長しないまま過ごすんです。

その後、また成長期を迎え、新しい毛に押し出されるようにして古い髪の毛が抜けるわけです。

「成長」→「退行」→「休止」→「成長」……

2年半~6年半をかけて抜けて生えてを繰り返しているんです。

と、ここまでが正常なヘアサイクルです。

だから髪の毛が抜けるのはあくまでも正常な状態だといえるんですね。

何らかの理由でこの正常なヘアサイクルが乱れると抜け毛が増えたり髪が細くなったりして薄毛になっていきます。

髪の毛の本数

髪の毛ってどのくらい本数があるか知っていますか?

人間の髪の毛は約10万本程度だとされています。

そのうち、1日に50~100本は自然と抜けているとのことです。割合でいうと0.1%程度ですね。

このくらいの量であればヘアサイクルが正常に働いているレベル、なんの問題もないと思います。

また、季節によっても変わり、とくに夏から秋にかけては1日に200本近く抜けることもあるそうです。

これは夏の間の紫外線によるダメージなどが理由となっていると考えられています。

冬に落ち着くようなら心配はいらないでしょう。

もし、それ以上に抜け毛の量が多いとか、すごく細いとかの場合には何らかの異常を考えた方がいいと思います。

まとめ:まずは髪の毛のことを知っておこう

薄毛(ハゲ)の予防や改善・対策を考えるにあたって、まずは髪の毛のことを知っておくことはとても重要です。

今回は髪の毛の成分や構造、そして生える仕組みなどの基礎知識について見てきました。

こういった基礎知識を身につけておくことで、ハゲ(薄毛)への対策も変わってくると思います。

このことを踏まえてどのような対策が有効なのか、見ていくこととしましょう。

もったいぶらずに早く教えてよ~!
りょう
りょう
あると
あると
「彼を知り己を知れば百戦危うからず」っていうでしょ。

-AGA