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【AGAの基礎知識】DHT(ジヒドロテストステロン)とは?|増えてしまう原因と減らすためにできること

多くの男性を悩ませているハゲ問題。

その大きな原因となっているのがAGA(男性型脱毛症)であることを繰り返しお伝えしてきました。

そしてAGAと深く関わりがあるのがDHT(ジヒドロテストステロン)の存在。

そこで今回はこのDHTについて詳しく解説していくこととします。

DHT(ジヒドロテストステロン)とは?

DHT(ジヒドロテストステロン)って何者だ?

DHT(ジヒドロテストステロン)はテストステロン(男性ホルモン)と5αリダクターゼという酵素が結びつくことで生成されるホルモンのことで「悪玉男性ホルモン」とも呼ばれたりしています。

「悪玉男性ホルモン」と呼ばれる理由としては、私たち男性にとって好ましくない働きをするからです。

ちなみにテストステロンというのは筋肉や骨格の成長を促し、性欲の維持向上、精子の生成に作用したりといった肉体面だけでなく、決断力や好奇心など精神面も含めていわゆる「男らしさ」を支えるホルモンのこと。

テストステロンの分泌量は加齢によって減ってしまうので、40代以降の中年世代は筋力も気力も下がってしまうわけです。

→テストステロンとは

DHTはテストステロンと比べて少しだけ強い作用をもっているので補助的な働きをしています。

DHT(ジヒドロテストステロン)の働きとは?

”悪玉”といわれているDHT(ジヒドロテストステロン)の働きというのはどんなものがあるのでしょうか。

DHT(ジヒドロテストステロン)はテストステロンとともに、胎児期および第二次性徴期において陰茎や陰嚢など男性外性器の発達に大きく作用します。

思春期にはヒゲや全身の体毛の増加や声変わりに影響を与えます。

ですが、成人後はデメリットのような働きが多くなります。

・AGAの原因となる
・性欲が減退する
・皮脂の分泌量が増える
・前立腺肥大症のリスクが高まる

これらのことから、悪玉男性ホルモンと呼ばれてしまっているんですね。

DHT(ジヒドロテストステロン)とAGAの関係性

DHT(ジヒドロテストステロン)はAGAとも深い関係があります。

髪の毛の成長には成長期→退行期→休止期→成長期…といったヘアサイクルという一定の周期があるのですが、AGAを発症してしまうとこの成長期が短かくなってしまいます。

正常なヘアサイクルにおいては成長期は2~6年ほどあるのに対し、AGA発症時には数ヶ月~1年程度となります。

成長しきる前に抜け落ちていってしまうということですね。

DHTが毛母細胞へ運ばれ、男性ホルモン受容体(レセプター)に取り込まれると脱毛因子(TGF-β)が増え、成長期を強制的に終了させて脱毛指令を出してしまうんです。

これがAGAによるハゲの原因です。

またDHT(ジヒドロテストステロン)には皮脂の分泌量を増やすはたらきもあるため、皮脂の過剰分泌により頭皮環境を悪化させます。

DHT(ジヒドロテストステロン)が多いとAGA発症確率が高い?

こうやって見てくるとDHTの量が多ければ必ずAGAを発症するのかというとそうではありません。

AGA発症リスクが高くなるのは5αリダクターゼの活性度の高さ男性ホルモン受容体(レセプター)の感受性の高さによるものです。

DHTが男性ホルモン受容体(レセプター)に取り込まれなければ脱毛因子(TFG-β)にはなりません。

テストステロンがDHTに変換される際には5αリダクターゼという酵素が必要なのですが、これこそが根源です。

「筋トレをするとテストステロンが増え、結果的にDHTが増える(=ハゲる)」というのはまったくの嘘です。

とはいえ、DHT(ジヒドロテストステロン)の量が多いとAGAを発症する確率は高くなることは間違いないでしょう。

要は5αリダクターゼを抑制してDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を阻害することこそがAGAの対策となるわけです。

DHT(ジヒドロテストステロン)が増える理由は?

それではDHT(ジヒドロテストステロン)はなぜ増えてしまうのでしょうか?

次にDHT(ジヒドロテストステロン)が増える理由をお伝えしておきます。

テストステロン不足

テストステロン(男性ホルモン)の分泌は10~20代半ばをピークに緩やかに減少していってしまいます。

30代を超えた頃から加齢による老化が始まるといっても過言ではないわけです。

テストステロンが増えるとDHTも増えるんじゃないの?
加齢によって減るならDHTも減るってことだよね?
りょう
りょう
SHUU
SHUU
それがそうじゃないんだよなぁ。

たしかに矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、テストステロンが不足するとDHT(ジヒドロテストステロン)の分泌量が増えます。正確にいうと5αリダクターゼが活性化するということです。

テストステロンの分泌量が少なくなると、それを補うように5αリダクターゼが活性化してより強い作用を持つDHT(ジヒドロテストステロン)を作り出してしまうというわけです。

30代頃からAGAの発症を感じる人が多いのもこのためといえるでしょう。

5αリダクターゼの活性度は遺伝によるところも多いので、発症する人としない人がいるんです。

→5αリダクターゼについてもっと詳しく

運動不足と水分不足

DHT(ジヒドロテストステロン)は汗や尿によって体外に排出されます。

そのために適度な運動や筋トレは効果的な対策になるといえます。

ウォーキングやランニングなどの有酸素運動がおすすめです。

最低でも1日に1時間程度は歩くなど、自分の中でルールを決めて取り組んでみましょう。

エスカレーターではなく積極的に階段を使うなど意識することも大事です。

汗をかいたり尿を出すには水分も必要です。1日に1~2リットルくらいは水を飲むようにしましょう。

ストレスが溜まっている

ストレスもDHT(ジヒドロテストステロン)を増やす原因となります。

ストレスが溜まると自律神経が乱れホルモンバランスが崩れます。

具体的には男性ホルモン(テストステロン)や成長ホルモンの分泌量が減ることとなります。

前述したとおり、テストステロンの減少はDHT(ジヒドロテストステロン)の増加につながるんですね。

それだけでなく、ストレスは血行不良の原因ともなりますので間接的にハゲ(薄毛)の原因となります。

喫煙の習慣

絶対にやめてもらいたいのが喫煙の習慣。

これは1994年に発表されたハーバード大学の研究結果からも明らかで「タバコを吸う人は吸わない人より14%もDHT(ジヒドロテストステロン)の血中濃度が高い」ということが分かっています。

もちろん紙タバコだけでなく、電子タバコにも同じことが言えるので勘違いしないようにしてくださいね。

このほかにもタバコに含まれるニコチンには様々な害がありますので、気になる方はこちらの記事も。

DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制するには

ハゲ(AGA)にとって諸悪の根源でもあるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑えることはできるのでしょうか。

ここではその方法についてお伝えしていきたいと思います。

対策としては、前項の「DHT(ジヒドロテストステロン)が増える原因」のところでも触れましたが、運動不足やストレスの解消に加えて、禁煙することなどが考えられます。

これらも大切ですが、まだまだ見直せることがあるんです。

それが「食生活の見直し」です。

食生活を見直す

DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制するという意味だけでなく、髪の毛の成長には十分な栄養が必要不可欠です。

主にタンパク質やビタミン、亜鉛といった栄養素が求められますが、偏りのないバランスの良い食事を心がけることが重要です。

その中でも、とくにDHT(ジヒドロテストステロン)およびDHTを作り出す酵素である5αリダクターゼの阻害に効果があるとされる栄養素とそれらを含む食べ物に注目してみました。

1.亜鉛

亜鉛には5αリダクターゼを抑制する作用があり、結果的にDHTの生成を抑制します。

また、髪の毛を構成するケラチンを合成する働きもあります。

多く含まれる食材としては、牡蠣、豚レバー、牛肉(赤身)魚介類、煮干し、カシューナッツなどがあります。

とくに含有量が多いのは牡蠣ですが、さすがに毎日食べられるものではありません。

毎日の食事で摂りづらい栄養素である亜鉛はサプリメントで補うのがおすすめです。

また、1日あたりの推奨摂取量は12mgとされています。過剰摂取は下痢などの副作用を招きますのでご注意ください、

2.ビタミンB6

ビタミンB6はビタミンB群のひとつで、タンパク質や脂質、炭水化物といった栄養素の代謝に大きく関わっています。

とくに亜鉛とは相性がよく、吸収を高める働きをしていますので同時に摂取することをおすすめします。

多く含む食材としては、鶏肉などの肉類、マグロやカツオなどのお魚類(赤身)、さつまいも・じゃがいもなどの芋類、ブロッコリーなどの野菜があります。

3.イソフラボン

大豆などに多く含まれるイソフラボンは女性ホルモンである「エストロゲン」と似たような働きをします。

男性ホルモンの分泌を抑えるため、相対的にDHTの産生を抑制することが期待されます。

ですが、今度は性欲の減退にもつながりかねません。男性ホルモン(テストステロン)の分泌を抑えるんですから当然ですよね。

極端な言い方をするとED(勃起不全)の原因ともなり得ます。

大量に摂取したりするのは避けた方がいいかもしれませんね。

禁煙することと過度の飲酒を避ける

「DHTが増える原因」のところでも触れましたが、大事なことなのでもう一度。

禁煙しましょう。お酒の飲み過ぎに注意しましょう。

喫煙(受動喫煙も含む)によって体内には身体を守ろうとして活性酸素が発生します。この活性酸素を除去するために亜鉛が大量に消費されてしまうからです。

お酒に関しても、アルコールを分解するために亜鉛が大量に消費されてしまいます。

せっかくのDHTを抑制する働きのある亜鉛が不足してしまうようになるわけです。

やっぱり、タバコとお酒はやめたほうがいいんだね…
りょう
りょう
SHUU
SHUU
そうだよ。お酒は飲み過ぎなければいいと思うけど。
でもタバコは絶対にやめた方がいいね。

育毛剤や発毛剤を使う

食生活や生活習慣の見直しが大切なのはいうまでもないことですが、育毛剤や発毛剤などを試してみるのもいいでしょう。

育毛剤や発毛剤には頭皮環境を整えたり5αリダクターゼを抑制する成分などが含まれていたり様々なタイプがあります。

とはいえ、いろいろな商品が発売されていますので

「どれを選んだらいいのか分からない」
「そもそも育毛剤と発毛剤の違いが分からない」

という方も少なくないのではないでしょうか。

別の記事で詳しくまとめてあるので気になる方はこちらもご覧ください。

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【AGA対策】育毛剤と発毛剤の決定的な違いとは?|正しい選び方を解説

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AGA治療

比較的簡単に行える対策を見てきましたが、どうしても限界があります。

より本格的に、より確実にAGAと向き合うのならばやはり専門家による相談と治療が必要です。

お金もかかるって聞くし、やっぱりハードルが高い気がするんだよなぁ…
りょう
りょう
SHUU
SHUU
でも専門家に診断してもらえるんだし、ハゲの原因もはっきりするからね。

AGAクリニックではAGA治療薬を処方してくれたり、メソテラピーといって薬剤を頭皮に注射する処方などを受けることができます。

AGA治療薬としては、発毛作用のあるミノキシジル内服薬や5αリダクターゼの働きを抑制するフィナステリドデュタステリドが代表的です。

いずれも医師による処方が必要ですので、気になる方はぜひAGAクリニックにご相談ください。

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