【AGAの基礎知識】あなたは大丈夫？その症状、AGAかも！？｜簡単にできるセルフチェック法3つ

年齢を重ねるとどうしても気になり始めるのが薄毛問題。

「最近抜け毛が増えてきたかな…」
「周りの友人知人からの目線がなんとなく気になる…」

あなたは大丈夫ですか？

もしかしたら…それ、AGAかもしれません！

AGAとは何か？

AGAとは「AndroＧenetic Alopecia」の略語で男性型脱毛症というれっきとした病気（疾患）です。

直訳すると「遺伝と男性ホルモンの影響による脱毛症」ということになります。

しかも、この病気は進行性で一度発症してしまうと治すことが難しく、風邪や怪我のように症状が治まれば完治するというものではありません。

つまり、何も対策をしないまま放置しておくといずれ髪の毛がなくなってしまうということ！

日本人男性の場合、20代でも約10％の人にはAGAの症状があるといわれており、それ以降も30代で20％、40代で30％、50代以降では40数％以上と、AGAである男性の割合は増加していきます。

個人差はあるにしろ、多くの男性が薄毛に悩んでいるということですね。

AGAの症状

AGAの症状としては次のような状態になります。

・生え際（前頭部）が後退している
・頭頂部の地肌が透けて見えるようになった

・あるいはその両方が気になる

このような場合はAGAを疑うべきかと思います。

特定の場所だけ局部的に薄くなっているようならばストレスなどによる円形脱毛症の可能性もあります。

AGAは進行性の病気です。後悔したくないなら早い段階から予防と対策をしていきましょう。

AGAセルフチェック

まずは自分がAGAなのかどうかセルフチェックしてみましょう。

薄毛の親族がいる

AGAは遺伝するという性質を持っています。

とくに母親からの染色体に関係するとされて母親の父親（母方の祖父ですね）がAGAだった場合には、隔世遺伝される可能性が高いとされています。5αリダクターゼの活性度とアンドロゲンレセプター（男性ホルモン受容体）の感受性が遺伝するということです。

AGAの原因のひとつとなっているのはテストステロンと5αリダクターゼが結合して生成されるDHT（ジヒドロテストステロン）がアンドロゲンレセプター（男性ホルモン受容体）に取り込まれることです。

それに５αリダクターゼの活性度に関しては父親からも遺伝することが分かっているので、母方の祖父に薄毛の人がいない場合でも、父親がAGAであればその要因を受け継ぐという可能性もあります。

つまり、母方の祖父（あるいはその家系）または父親がAGA（=薄毛）であれば、あなたもその性質を受け継いでいる可能性が高いということになります。

抜け毛の量が多い、抜け毛が増えた

「俺ってAGAなのかな？」

そう感じる理由は抜け毛の数ですか？

髪の毛は正常な状態でも1日に50～100本くらいは抜けるといわれているので驚くことではありません。

ですが…

以前よりもあきらかに抜け毛の数が増えたと感じる場合はAGAの初期症状なのかもしれません。

AGAなのかどうか、まずは髪の毛の状態をチェックしてみましょう。

髪の根元（毛根）に膨らみがない

抜け落ちた髪の毛を見てみましょう。

自然に抜けた（自然脱毛）髪の毛は毛根部分が白くぷっくりと膨らんだ状態に見えます。

AGAが原因で抜けてしまった髪の毛にはこの白い膨らみがない、あるいは膨らみが少ないんです。

全体的に黒い抜け毛の場合にはAGAによる異常脱毛である可能性が高いといえます。

髪の毛が細くコシがない

先端部分にいくにつれて髪の毛が細くなっていませんか？

抜け毛の量はそんなに多くなかったとしても、髪の毛が細くなっている場合も地肌が透けて見えちゃいますよね。

これもAGAを疑う症状です。

ヘアサイクルの乱れによって髪の毛が太く強く成長することができないということになります。

健康な髪の毛には弾力があります。ハリやコシという言葉でも表現されることが多いです。

AGA対策も含めてシャンプーなどで頭皮環境を整えることをおすすめします。

不規則な生活をしている

AGAの原因は遺伝によるものだけでなく男性ホルモンの働きも大いに関係しています。

ホルモンは人間の体の中で複雑に絡み合って作用しています。

栄養バランスの悪い食事や睡眠不足、喫煙の習慣やストレスなどによってもホルモンバランスが崩れてしまい、結果としてAGAの要因となっている場合もあります。

こういった生活習慣に自覚がある方は気をつけた方がいいですよ。

まとめ：気になったら治療を始めよう！

あなたは…

・抜け毛の数が増えていますか？
・地肌が透けて見えていますか？
・周りの視線が気になりますか？

「自分ってもしかしたらAGAなのかも？」

そう思ったときに自分で簡単に判断する方法をお伝えしてきました。

もしかしたら、すでに自覚がある人も多いのかもしれませんが、あらためて確認してみてくださいね。

少しでも思い当たるようであればAGAクリニックに相談してみましょう。

AGAは進行性の病気です。治療を始めるなら早ければ早いほどいいんです。

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