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【AGAの基礎知識】AGA(男性型脱毛症)とは何か?悩んでる人の数はどのくらい?|症状のパターンを知って自分の状態を把握しよう

さっそくですが、あなたの髪の毛はフサフサしてますか?

「最近抜け毛が増えてきた…」
「周りの人の目線が気になる…」

その症状、もしかしたらAGAかもしれません!

AGAってなんなのさ?重い病気じゃないよね?
りょう
りょう
SHUU
SHUU
解説していきます!

この記事では「AGAというのはいったいなにものなのか?」「どんな症状なのか?」といったAGAの基本について解説しています。

AGAとは何?

AGAとは「Androenetic Alopecia」の略語で男性型脱毛症というれっきとした病気(疾患)です。

直訳すると「遺伝と男性ホルモンの影響による脱毛症」ということになります。

しかも、この病気は進行性で一度発症してしまうと治すことが難しく、風邪や怪我のように症状が治まれば完治するというものではありません。

つまり、何も対策をしないまま放置しておくといずれ髪の毛がなくなってしまうということ!

AGA患者数は増え続けている?

AGA(男性型脱毛症)の患者数ってどのくらいいるのかご存じでしょうか?

少し古いデータですがある調査によるとAGAに悩む成人男性の数は1,260万人以上ともいわれています。

これは当時の20歳以上の男性人口が約5,000万人であることを考えると約25%にのぼります。

わかりやすくいうと、成人男性の4人に1人はAGAに悩んでいる、または薄毛を気にしているという結果になります。

さらに年代別でみていくと、20代でも約10%の人にはAGAの症状があるといわれており、それ以降も30代で20%、40代で30%、50代以降では40数%以上と、年齢が高くなるにつれてAGAに悩む男性の割合は増加していきます。

個人差はあるにしろ、多くの男性が薄毛に悩んでいるということですね。

これはある意味当然のことで、年齢を重ねることでホルモンバランスが崩れたり、それまでの食生活などを含め乱れた生活習慣が蓄積されてくるのでAGAのリスクが増えてくるんです。

髪の毛にはヘアサイクルという周期があるのですが、これが正常に働かなくなってしまうことがAGAの原因になります。

AGAの原因は?

AGAの原因は「遺伝と男性ホルモンの影響によるもの」です。

そのなかでもとくにDHT(ジヒドロテストステロン)という悪玉男性ホルモンが与える影響が主な原因と考えられています。

このDHTがヘアサイクルを乱してしまうことで、抜け毛が増えて、髪の毛が育つ前に抜け落ちてしまうようになるんですね。

このようなヘアサイクルが継続的に続くことで、髪の毛が細く少なくなり、全体的に薄く見えてしまうことを薄毛(=ハゲ)と呼ばれる状態になるのです。

→AGAの原因について詳しくはこちら

AGAにも種類がある?

AGAによる薄毛はその症状、進行状態によって9つのパターンに分類することができます。

それが「ハミルトン・ノーウッド分類」という分類法!

アメリカのハミルトン医師が1942年に分類し、のちに1975年にノーウッド医師が改定を加えたことからこの名前がついています。

   
Ⅰ型 AGAの初期レベル。額の生え際から少し後退している状態だが周りには気づかれにくい。
Ⅱ型 Ⅰ型と比べて生え際の薄毛がさらに後退している状態。見た目に変化が現れはじめる。
Ⅱ vertex型 Ⅱ型に加えて頭頂部の薄毛も進行した状態。O字型のように見える。
Ⅲ型 生え際部分の薄毛がくっきりとM字になっている状態。全体的に毛量が少なくなる。
Ⅲ vertex型 Ⅲ型に加えて頭頂部の薄毛もさらに進行した状態。O字型のように見える。
Ⅳ型 Ⅲ型よりもさらに生え際が後退して、頭頂部もO字型に薄くなっている状態。
Ⅴ型 生え際の後退がさらに顕著に表れ、頭頂部の薄毛部分と近づいている状態。
Ⅵ型 M字型に後退した生え際とO字型の頭頂部がつながった状態。側頭部と後頭部には残っている。
Ⅶ型 Ⅵ型がさらに進行した状態で側頭部や後頭部もかなり少なくなっている状態。

その薄毛の形状からもっとざっくりと分けることもできます。

これは聞いたことがある人も多いと思いますが「M字型」「O字型」「U字型」の3つです。

M字型

額のそり込み部分が次第に後退し始め、真上から見た時にM字型に見えるタイプになります。

ハミルトン・ノーウッド分類ではⅠ型~Ⅴ型にあたります。

これはAGAの元凶となる5αリダクターゼⅡ型という酵素が前頭部に多く分泌されているためです。

この症状はAGAの初期段階から現れ始め、最も多いケースといわれています。

O字型

こちらは頭頂部からすすげが進行するパターンで、真上から見た時にO字型に見えるタイプです。

Ⅱ vertex型、Ⅲ vertex型~Ⅳ型以降という分類ですね。

これも5αリダクターゼという酵素が主な原因となりますし、また頭頂部には血管が少なく血流が悪くなりやすい部分でもありますので、髪の毛の成長に十分な栄養素が届きにくいということもあげられるでしょう。

自分ではなかなか気づきづらいのも特徴で、気がついたら「いつの間に!」という事態にもなりかねません。

U字型

M字型とは少し違っていて、額の両側(そり込み部分)が後退するのではなく、額全体が後退していくタイプです。

頭頂部のO字型と併発する場合も多く、かなり深刻な状態とになりかねません。

ハミルトン・ノーウッド分類ではⅣa型~Ⅶ型という分類になります。

症状が悪化すると本格的な治療が必要になる場合が少なくありません。

「ハミルトン・ノーウッド分類」や「○○型分類」は自分のAGA症状がどのパターンに近いのかを判断する材料になります。

この状態によって行うべき治療も変わってきます。

まずはクリニックで相談をしてみましょう。

まとめ:あきらめるな!AGAは治せる!

AGAは30代以上の中年男性にとっての大きな悩みです。

もちろん直接的な健康被害があるとか生命に関わるといった類いの病気ではありませんが、周りの人に与える印象やとくに異性からの評価などには大きく関わりますよね。

髪型や服装などと同じように、その人の印象を決定づける顔の一部です。

「年だから仕方ないよ…」
「どうせ何やっても無駄だよ…」

などとあきらめないでください。

今やAGAは治療で治せる時代です。

AGAというのは進行性の脱毛症なので、2~3日で急激に薄毛になるというものではありませんし、放置したままで治るものでもありません。さらに髪の毛の成長や発毛には1年以上という長い時間が必要となります。気がついたら、かなり進行してしまっていて取り返しがつかなくなるなんてこともあるでしょう。

AGA治療に遅すぎるということはあるかもしれませんが、早すぎるということはありません。

あなたが少しでも薄毛を気にしているようならば迷っている時間はありません。今すぐAGA治療を検討しましょう。

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