「スキンケアなんて男が気にする必要がないのでは?」
そう考えている人が多いのではないでしょうか。
でもそれは大きな間違いです。
僕はむしろ男こそスキンケアをするべきと考えています。
事実、モテる男やビジネスで成功を収めている男ほど肌がきれいで清潔感がある。
なぜスキンケアをすべきなのか?
男こそスキンケアをするべき理由
男こそスキンケアをしたほうがいい理由は3つあります。
清潔感がある
初対面の人と会う時に大切なのは第一印象。
つまり、「清潔感があるかどうか」です。
第一印象が悪ければ恋愛にも発展しにくいし、ビジネスも成功しない。
成功している人たちの肌がキレイなのはここに理由がある。
見た目ももちろんだが、日頃からしっかりと手入れをしているしっかりした人だと認識されるわけです。
アンチエイジングになる
残念ながら肌は年齢を重ねるとともに老化していってしまいます。
老化が進むと、シミやシワが増えてしまうんですね。
もちろん、女性も同じように老化してしまうわけですが、女性は基本的によりかわいく、よりきれいに見られたいと考えるものです。
だから日々のスキンケアは怠らないし、お化粧(メイク)をする習慣がある。
僕たち男性にはメイクをする習慣などない。(最近の若い世代は増えているか…)
せめてスキンケアくらいは最低限のエチケットとして習慣にしてもらいたい。
しっかりとスキンケアを行うことで、肌の老化を遅らせて若々しい肌を手に入れることができるんです。
男の肌はダメージを受けやすい
さいごに、男ならではともいえる特性があります。
男女の肌には違いがある
じつは、男と女の肌には違いがあります。
肌が厚い
皮脂の分泌量が多い
水分量が少ない
肌(皮膚)が厚い
男の肌は女性の肌と比べて分厚い。
肌の厚みはキメの細かさ、柔らかさに表れます。
女性の肌って柔らかいですよね。
肌が厚い分、紫外線から受けるダメージを受けにくい。
もともと男の役割は、狩猟や農耕作業などの仕事のために野外で活動し、家族を守ること。
だから紫外線へや外部からの刺激への抵抗力が高くなっているんですね。
皮脂の分泌量が多い
男は皮脂の分泌量が多い。
これは男性ホルモンの影響なのですが、とくに思春期を迎える頃から分泌量は急激に増え、その量は女性の2~3倍ほどなんです。
さらに年齢を重ねてもあまり減少しません。
皮脂の分泌量が多いと次のような状況になる。
顔がテカテカと脂ぎっている(とくに鼻の頭やおでこ)
ニキビや吹き出ものができやすい
やっぱり見た目はよくないですよね。
水分量が少ない
さらに女性の肌と比べて水分量も少ない。
女性と比べて50%程しかないといわれています。
水分量が少ないとカサつきやすく荒れやすいということになる。


なんだか矛盾していることをいっているようですが、これは本当なのです。
詳しくはこちらの記事を
もちろん人によって肌質は違うと思いますので、自分にあったスキンケアをする必要があります。
紫外線によるダメージは老化の原因に
前の項で男の肌は厚く紫外線によるダメージを受けにくいと書きましたが、それはあくまでも女性と比べてということ。
もちろん男の肌も紫外線によるダメージは受けてしまいます。
しかも、外で活動することが多く、女性よりも紫外線にさらされる時間が多い。
日常的に日焼止めなどを塗る習慣のある人も少ないと思います。
日焼止めは真夏の海水浴のときにしか使わないなんて人もいるんじゃないですか?
紫外線は夏だけじゃなく、冬でも曇りの日でも常に降り注いでいるんです。
長年蓄積されたダメージはやがてシミやシワとなって突如として現われます。
一度できてしまったシミはなかなか消すことは難しい。
年齢が若いからといって油断してはいけない。むしろ5年後、10年後の肌をつくるのは今この時だ。
ひげ剃りによるダメージもある
それと忘れてはいけないのが、ひげ剃りという習慣です。
これも男性ホルモンの影響なのですが、男にはひげが生えます。
毎日のひげ剃りは確実に肌を傷め、角質や必要な皮脂までもそぎ落としてしまう。
カミソリ負けも肌荒れの原因になるし、乾燥肌の原因ともなるんです。
ひげ剃りする前にシェービングクリームなどを使って肌へのダメージを減らし、ひげ剃り後はローションや化粧水を使ってしっかり水分補給と肌の引き締めを行いましょう。
余裕のある方はヒゲ脱毛もおすすめですよ。
男のスキンケアとは?
じゃあ、男のスキンケアっていった何をしたらいいの?ってことなんだけど…


でも顔を洗うだけでは不十分なんだよね。
男のスキンケアの方法といっても別に特別なことじゃないんです。
基本は洗顔と保湿。これだけです。
洗顔で汚れや皮脂を落とす
化粧水で水分を補給する
乳液で保湿する(水分を閉じ込める)
化粧水と乳液がセットになっているオールインワンタイプが便利です。
洗顔
まずはしっかり洗顔すること。
洗顔の際にいくつか注意点があります。
1 ぬるま湯で予洗い
洗顔前に30~32℃くらいのぬるま湯で予洗いしましょう。
肌の表面に付いた汚れと脂を軽く洗い流すイメージです。
冷たい水で洗うのはNGです。毛穴が引き締まってしまい、汚れが落ちにくくなります。
また、熱いお湯もNGです。肌に本来必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥してしまいます。
1 洗顔料をよく泡立てる
肌は摩擦に弱い。
洗顔料を適量、手に取りよく泡立てます。
「泡で洗う」といわれるように、モコモコの泡で洗うのがおすすめです。
目安しては、手を逆さにしても泡が落ちないくらいの弾力ある泡を作りましょう。
泡立ちがよくて、弾力性のある泡を作れる洗顔料を選ぶようにした方がいいですね。
手で泡立てるのが難しい場合は、泡立てネットを使うと簡単にできますよ。
泡立てネットはいろいろ試したけど、これが一番よかった。
バルクオム
3 洗い方の順番とコツ
洗う順番としては、汚れや皮脂の溜まりやすい Tゾーンから洗いましょう。
Tゾーンとは額から鼻筋にかけてのエリアです。このエリアは特に皮膚が厚く、皮脂の分泌が盛んだからです。
濃密な泡を肌にのせて、泡を転がすように指でらせん状に洗っていきます。
この時なるべくなら、肌に指が触れないようにします。
次に頬からアゴにかけてのUゾーンです。
このエリアは比較的、皮膚が薄いのでさっと洗うだけでも大丈夫かと思います。特に目元や口元などは気をつけましょう。
洗いすぎると、かえって必要な皮脂まで落としてしまいますので注意しましょう。
ポイント
共通していえるのは、ゴシゴシと擦らないことです。
かえって、皮膚を痛めてしまいかねません。
「泡で洗う」ということを心がけましょう!
4 しっかりすすぐ
ぬるま湯(30~32℃位)でしっかりと泡を洗い流していきます。
アゴの部分などはすすぎ残しの多いところなので、念入りにすすぎましょう。
この時、パシャパシャと叩くようにすすぐのはよくないです。丁寧にすすぎましょう。
5 タオルドライも優しく
顔を拭くときにも要注意。
タオルでゴシゴシ擦ってはダメですよ。
吸水性が高く柔らかいタオルで押し当てるようにして水分をとりましょう。
洗うタイミングはいつ?
洗顔するのはいつ?
朝は水だけ、夜しか洗顔料を使わないなんて人も多いんじゃないでしょうか。
これも大きな間違いです。寝ている間にも皮脂や汗は分泌されていますし、汚れも付きます。
洗顔は朝と夜、しっかりと行いましょう。
ポイント
洗顔は朝と夜の2回。しっかりと皮脂や汚れを落としましょう!
大切なのは、汚れを落として、肌の潤いを残すことです。
常に意識するように心がけましょう!
おすすめの洗顔料はこちら
もっと知りたい方はこちらのランキングも!
水分補給
次に水分補給。
これには化粧水を使います。
洗顔後はすぐに肌から水分が蒸発していってしまいます。
できれば30秒から1分の間に水分を補給しましょう。
肌の乾燥は様々な肌トラブルの元凶となります。
肌の状況によっては美容成分が含まれているものを使いましょう。
この時も洗顔の時と同じように、ゴシゴシとこすったりしないように。
保湿
最後に保湿をしましょう。
せっかく肌に化粧水をしみこませてもそのままではすぐに蒸発していってしまいます。
そこで水分が逃げないようにフタをしてあげる必要があります。
ここで使うのが乳液あるいはクリームです。
乳液・クリームの役割は薄い膜を作ることで水分の蒸発を防ぐとともに肌に適度な油分を与えることです。
2つの違いは水分と油分のバランス
乳液 …水分が多く、サラサラした質感
クリーム…油分が多く、重たい質感
オールインワンタイプが断然おすすめ!
大事なことなので繰り返しますが、男のスキンケアの基本は
1 洗顔
2 水分補給
3 保湿
でもスキンケアの習慣がない僕たちにとってはちょっとした手間にはなりますよね。
そこでおすすめなのがオールインワンタイプです。
このオールインワンタイプは「化粧水+美容液+乳液+クリームを1つにまとめたもの」になります。
これら複数のステップを短縮できるとあって大人気なんですよ。
忙しく、女性のように化粧をする習慣の少ない私たちにとってはとてもありがたい商品ですね。
もちろん、美容液単体の商品等と比べると配合成分などで劣る点があるのは確かですが、一般的なスキンケアとしては十分なのではないかと思います。
おすすめのオールインワンはこちら
ほかにもランキングとしてまとめてあるので気になる方はぜひ!
毎日の努力を怠るな!
今回は男のスキンケアの必要性について語ってきました。
スキンケアなんてする必要ない?
それは大きな間違いですよ。
むしろ男こそしっかりとスキンケアをするべきだったんです。
男の肌は女性の肌と比べて
皮膚が厚い
皮脂分泌量が多い
水分量が少ない
そして紫外線にさらされることが多く、ひげ剃りによるダメージも軽視できない。
肌がきれいなことで得られるメリットは大きい。
1 清潔感があり女性からモテる
2 いつまでも若々しくいられる
3 第一印象がよくなり、ビジネスにも好影響を与える
4 自己管理ができているという印象を与える
スキンケアをしない理由なんて見当たらないですよね。
やるかやらないかはあなた次第ですが、いつまでもカッコよく魅力的な男を目指すのなら、最低限のエチケットとして今すぐ始めるべきだと思いますよ。
スキンケアは毎日の積み重ね。
5年後10年後の肌をつくるのは今この時だ。