残念なことに男には2種類ある。モテる男とモテない男だ。
では、この両者は何が違うのか…?
答えは「テストステロン値が高いかどうか」なんです。
聞いたことがある人も多いと思いますが、テストステロンとは「男らしさ」をつくっているホルモン。
少ないと何か問題でもあるの?
女のコからモテるためにはテストステロンを高める必要があるんだ。
今回は「テストステロンの増やし方とモテる理由」について解説していきますね。
テストステロンとは
テストステロンとは
テストステロンとは男性ホルモンの一種で、別名をモテホルモンとも呼ばれています。
筋肉や体毛など、いわゆる「男らしさ」を形成するために必要かつ重要なホルモンなんですね。
10代の思春期に急激に分泌が活発になり、肉体的にも精神的にも発達していきます。
具体的にはヒゲや陰毛が生えてきたり、声変わりが起きたりしますが、これを第二次性徴といいます。
一般的に、その分泌量は10~20代をにピークを迎え、その後はゆるやかに減少していきます。
とくに40代を越えると分泌量が減少して更年期障害を起す可能性も少なくありません。
しかしながら、テストステロンの分泌量は周囲の環境やストレスなどによっても大きく左右されるため、少ない人もいれば、多い人もいます。
40代を越えてもテストステロン値を高く維持している人もいるんです。
テストステロンのはたらき
筋肉や骨格の成長を促進
テストステロンは筋肉の増加を促進します。
このはたらきによって男は女性と比べて筋肉が発達しやすく、強い力が出せる身体を作ることができるんですね。
また、その増強作用はすさまじくアスリートたちの筋肉増強のためのドーピングは禁止薬物に指定されるほどです。
やる気・活力の向上と精神安定
テストステロンには精神を安定させるはたらきもあります。
怒りや不安などの感情をコントロールしたり、思考や決断力にも影響を与えます。
これが「男らしさ」を表しているのか分りませんが、攻撃的で怒りっぽい性質になりがちです。
また、やる気や活力の源となるドーパミンの産生を促進します。
さらには記憶力の維持や向上にも影響するとされており、非常に重要なホルモンといえます。
性欲・性衝動の向上
もうひとつ、僕たち男にとって大切なはたらきがあります。
それは性欲と性衝動の高まり。
フェロモンを発生させたり、性的興奮をうけて勃起を促すスイッチを入れるのもテストステロンのはたらきです。
ちなみにテストステロン値が高い人のほうがペニスのサイズが大きかったり、射精時の精子の量も多かったりするらしいです。
つまり、性欲が強くSEXの質も高い男のほうがモテるというわけですよ。
また、テストステロンの低下は勃起不全(ED)の原因にもなっているんですね。
年齢を重ねてくると性欲自体がなくなってきたりしますが、これもテストステロン値の減少によるものです。
テストステロンが減ってしまうとどうなる?
テストステロンが減ってしまうとどのようなことになるのでしょうか?
大きく分けて以下の3つにおいて変化が現われます。
テストステロン減少が与える影響
・精神面
・肉体面
・性的な面
精神的なもの
精神的には次のようなことがあげられます。
精神的な変化
・小さなことでイライラするようになった
・不安に感じることが増える
・集中力や記憶力の低下
・やる気が出ない
・よく眠れない
肉体的なもの
肉体的にも次のような変化があります。
肉体的な変化
・筋力・体力の衰え(力が入らなくなった)
・太りやすくなった(メタボ)
・疲れがとれにくくなった
・頻尿や残尿感を感じるようになった
性的なもの
さいごに、性的な変化について
性的な変化
・昔と比べて性的に興奮しなくなった
・勃たない・勃ちが悪い
・朝勃ちすることが少なくなった
テストステロンが減ってしまうとなんだか「男らしさ」もなくなってしまいますね。
男が男らしくあるためにもテストステロンは重要なんです。
魅力がない男は当然ながら、モテない男へまっしぐらです。
テストステロンを増やす方法
それでは、次第に減っていってしまうテストステロンを増やすことはできないのか?
ここからは、テストステロンを増やす方法をご紹介していきます。
筋トレを行う
筋トレして筋肉に刺激を与えると、テストステロンの分泌が促進されます。
筋肉は男らしさの象徴でもありますし、健康のためにもトレーニングは必須項目だと思います。
なにもボディビルダーのようなムキムキの身体になる必要はありません。
ジョギングや簡単な自重トレーニング(腕立て伏せなど)でも十分に効果はあると思います。
基礎代謝も上がるので、太りにくい身体になるということもポイントですね。
ただ「女性からモテたい」ということを前提とするのならば、少し負荷をかけて男らしい逆三角形の身体、いわゆる細マッチョを目指してみませんか?
食生活を見直す
日頃の食生活を見直すことも大切です。
もちろん栄養バランスのとれた食生活であることが大前提なのですが、そのなかでもとくにテストステロンの増加に効果の期待できるものが次の3つ。
摂っておきたい栄養素
タンパク質
亜鉛
ビタミン類
タンパク質
筋肉や骨の生成に大きく関わっているのはタンパク質ですし、テストステロンの分泌にも大きく影響していますので、良質なタンパク質を摂取することは大切です。
牛肉・豚肉・鶏肉・魚などの肉類、卵、大豆などの豆類にはタンパク質が豊富に含まれていますので、欠かさずに意識的に摂取していきましょう。
ただし、脂肪分の多いお肉は肥満の原因ともなりかねませんので、できるだけ脂質の少ない食事を心がけるようにしましょう。
亜鉛
亜鉛はミネラルの一種で免疫機能や細胞分裂など身体の重要な機能に多く関わっています。
また、精子の生成やテストステロンの生成にも深く関係していて、海外ではセックスミネラルとも呼ばれます。
テストステロンを増やすためには欠かせない栄養素なんですね。
亜鉛は体内に蓄えることができないため、毎日食事から摂取する必要があります。
成人男性の場合、推奨される1日の亜鉛摂取量は約10~12ミリグラムとされていますが、男性のうちほとんどが亜鉛不足に陥っているとのことです。
というのも、一般の食事では亜鉛が含まれている量が少ないからです。
亜鉛を多く含む食べ物は、牡蠣(生ガキ)やうなぎ、牛肉や豚肉等の肉類、豆類などがありますが、圧倒的に牡蠣の含有量が多いです。
参考までにいうと、生牡蠣は100gあたり14㎎程度の亜鉛を含みますが、牛肉などの肉類や豆類では調理法などにもよりますが100gあたり3㎎程度になります。
なかなか1日あたり12㎎摂取するというのは簡単なことではなさそうです。
ビタミン
ビタミンはタンパク質・脂質・糖質の代謝を高めて円滑にする潤滑油のようなはたらきを持っています。
そのなかでもとくにビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなどがテストステロンの生成に深く関係しています。
参考までにそれぞれを多く含んでいる食べ物はというと
栄養素 | 多く含む食べもの |
ビタミンA | 豚レバー、鶏レバー、卵 など |
ビタミンD | きくらげ、しいたけなどのキノコ類 |
ビタミンE | うなぎ、アーモンドなどのナッツ類 |
ビタミンK | わかめ、納豆など |
積極的に日頃の食事に取り入れて行きたいものですね。
アリシン
もうひとつ、アリシンという成分もテストステロンを増やす効果が期待できます。
アリシンというのは香り・辛み成分のことで、披露回復や新陳代謝の促進といったはたらきがあります。
タマネギやニンニクに多く含まれています。
まあニンニクといえば精のつく食材として有名な話ですし、化学的根拠があるということですね。
テストステロンを増やす食べ物についてはこちらの記事に詳しくまとめました。
質の良い睡眠と日光浴
テストステロンを増やすためには質の高い睡眠も必要です。
なぜなら、テストステロン、成長ホルモンの分泌がもっとも盛んになるのは夜10時から深夜2時ごろの間だからです。
しかも入眠後2時間ほどでメラトニンという睡眠ホルモンが分泌され成長ホルモンのはたらきを活性化させます。
なかなか簡単ではありませんが、夜10時には睡眠に入れるようにするのがベストタイミングといえそうですね。
日中に日光を浴びることもおすすめです。
日光に当たることで、体内ではビタミンDが形成されますし、セロトニン(通称:幸せホルモン)というホルモンが分泌されます。
このセロトニンは睡眠ホルモン(メラトニン)の原料となり、結果として睡眠の質を高めてくれます。
野望を持つ
野心や冒険心といったものも男らしさをあらわす特徴のひとつ。
こういった向上心などの思想は気分を高揚させ、テストステロン値を高めます。
企業経営者や実業家、アスリートなどはテストステロン値が高いとのデータもあるそうです。
野心家であること(ポジティブ思考であること)のあらわれだと考えられます。
何かにチャレンジするという冒険心をもつことも同様の効果が得られます。
たとえば、新しい趣味を始める、いままでいったことがない場所へ旅行してみるなどもいいと思います。
恋愛をする
それから、常に恋愛しているということもテストステロン値を高めます。
モテる男はずっとモテ続けてますよね。
その理由はここにもあるんです。
そして「モテてる男を見るとなぜか自分も好きになってしまう…」
そんな女性心理も働いているものと思いますが、それはまた別の機会にお伝えしますね。
テストステロンは天然の媚薬
さて、まとめていきましょう。
今回はテストステロンについてとその増やし方についてお伝えしてきました。
テストステロンは男が男らしくあるために必要なホルモン。
テストステロンのはたらき
・筋肉や骨格の成長を促進させる
・攻撃的な思考になり、決断力を高める
・記憶力の維持・向上に役立つ
・やる気や活力の源となる
・性欲、性衝動を高める
・フェロモンを生成する
どれも大切なはたらきをしていますが、「モテるために」という点で特化すると、フェロモンの生成がとても重要なはたらきになるのではないかと考えます。
女性は無意識に(本能的に)男から出ているフェロモンを嗅ぎとっているといわれています。
だから、女性からモテるためにはフェロモンを出すことこそが有効なんですね。
まさに天然の媚薬ともいうべきものがフェロモン。
いいかえれば、男としての魅力です。
どんどんフェロモン出していきましょう!
で、そのフェロモンを出すためにはテストステロンを増やす必要があるわけなんです。
その方法は大きく分けて
テストステロンを増やす方法
・筋トレ
・バランスの良い食事(とくに亜鉛とタンパク質)
・よい睡眠と日光浴
・ストレスをためない
・大きな野望を持つ
・常に恋愛をする
バランスのとれた食事や質の良い睡眠を心がけることは大前提として、意識的に行うべきなのは筋トレでしょう。
強く逞しい身体は「男らしさ」の象徴であり、見た目にも分りやすい特徴となります。
女性はその鍛え抜かれた肉体からフェロモンを感じとります。
さあ、今すぐ筋トレを始めましょう。
フェロモンを出しまくってモテる男へと変わる第一歩です!
とにかく筋トレすればモテるようになるんだね!
そのうちフェロモンがあふれ出てくるようになるんだ。